阿炎の親方・元寺尾、千代の富士とのケンカ相撲で食らったあの危険技を弟子に見舞うか!

相撲界がまたザワついています。
幕内力士・阿炎が、7月場所中に接待を伴う「夜の店」で会食を決行。
新型コロナウイルス対策のため、相撲協会が定めた「不要不急の外出自粛」に
違反したとして、7日目から休場、自宅謹慎を命じられました。

その阿炎の親方は、元寺尾の錣山(しころやま)親方です。
寺尾関というと、現役時代、クールなイメージを持ちながらも
取り組みとなると闘志むき出しの激しいつっぱりで人気がありましたが、
今回の愛弟子の不祥事にはどんな思いでいるのでしょう?

今回は、阿炎関と親方・元寺尾関について書いてみます。

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阿炎の親方・元寺尾、千代の富士とのケンカ相撲で
食らったあの危険技を弟子に見舞うか!

不祥事・阿炎の引退届け、相撲協会が受理しなかった理由とは?

大相撲7月場所は、照ノ富士の優勝で幕を閉じました。
ケガに泣かされ、序二段まで陥落した元大関の復活優勝ということで、
会場の両国国技館は大いに盛り上がりました。

その相撲界、
新型コロナウィルスの影響で、3月場所は無観客、5月場所は中止。
相撲協会は大きな打撃を受け続けてきましたが、
7月場所からは、4分の1とはいえ観客を入れ、久しぶりに会場に拍手が
こだまする光景が見られました。
このように、徐々に明るい兆しが戻りつつあるなか、残念なことに
また、ある力士による不祥事が発覚しました。

出典元:https://article.auone.jp/

錣山部屋の阿炎が、
7月場所中に接待を伴う「夜の店」で会食。

新型コロナウィルス感染防止のため、相撲協会が定めた「不要不急の外出」に
違反したとして、7日目から休場、自宅謹慎を受けていたといいます。
さらには、キャバクラに場所前から複数回出入りしていたということもわかり、
阿炎は、引退届を提出。
その届けが取り下げられることはないと言われ、引退は決定的と言われていましたが、
結局、協会は届けを受理せず、3場所出場停止と5か月の減俸50%処分ということで、
阿炎の廃業はなくなりました。

これは、協会のこれ以上イメージを落としたくないという思いからでしょう。

緊急事態宣言が解除されているとはいえ、
毎日、全国で新型コロナ感染者数が激増。
相撲界では、5月に28歳の若手力士が新型コロナに感染し亡くなっています。
再び犠牲者を出してはいけないと、相撲協会では「不要不急の外出自粛」の
ガイドラインを作成するもそれをまんまと破られたわけですから、普通なら
引退届受理となるところでしょう。

しかし、協会は阿炎を引退させなかった。

力士の廃業というと、記憶に新しいところでは
元横綱・日馬富士が挙げられます。
貴乃花部屋の貴ノ岩への暴行が原因で、親方・貴乃花まで巻き込んだ騒動となり、
世間を騒がせた責任をとって引退しています。

これ以上、問題を起こした力士に次々と廃業されては協会のイメージダウンになるし
3場所出場停止というペナルティーを与えたということでしょう
3場所出られないとなると幕内番付から名前は消えるでしょうね。
そのような試練を与えることで、今回、復活を遂げた照ノ富士ではありませんが、
自力で這い上がってこい!という叱責の思いが込められているのかもしれません

まぁ、阿炎関、
この協会の「情け」を無にしないようにしてほしいと思います。

阿炎の親方・元寺尾、千代の富士とのケンカ相撲はコレ!
食らった危険技を弟子に見舞うか!

阿炎関は、錣山部屋所属。
その錣山親方は、元寺尾関です

ここからは、その寺尾関の話を・・・

出典元:https://www.pinterest.jp/

寺尾関というと、細身で見た感じクールなイメージを漂わせていますが、
いざ土俵に上がっての取り組みとなると、闘志むき出しの激しいつっぱりが持ち味。
多くのファンを魅了してきた力士です。
その寺尾関は、今回の弟子の不祥事になかなか姿を見せません。
広報部長を務めている芝田山親方(元横綱・大乃国)のコメントはあっても
直近の親方のコメントが聞かれない・・・
何故でしょう。

あ、その前に、

激しいつっぱりが売りの寺尾関、
なかでも横綱・千代の富士とは、「戦慄の一戦」と言われる一番があります
まさにケンカマッチといってもいいその取り組み。

コチラを見てください。
平成元年11月場所での一番です。

千代の富士vs寺尾 (平成元年十一月場所)

この一番、
寺尾関の速くて激しいつっぱりでわかりにくいですが、
このとき寺尾関は、途中、平手ではなく拳を握って横綱の胸元を突いているんです。
これに怒った千代の富士が寺尾のバックをとった瞬間、持ち上げてそのまま土俵に
叩きつけました。

決まり手は「吊り落とし」
相手を叩きつけたあとの千代の富士の表情がまた怖かった!
まさにプロレスまがいの荒技に、当時、千代の富士関の親方だった
北の富士勝昭さん(九重親方)は「背筋が凍る思いがした」と話していました。

今回の愛弟子・阿炎の不祥事を
親方の寺尾関は、どのように思っているのでしょう。

凶悪な新型コロナウィルスに絡んでいることから
寺尾関のはらわたは煮えくり返っているでしょうね。
これまで、陽性反応が出た親方もいるし、一人力士が犠牲になっているわけですから。
せっかく、半年ぶりに観客を入れての場所開催に戻してきたというのに、
また中止となるようなことがあっては協会の存続さえ危ぶまれてしまう。

寺尾関は、阿炎に「吊り落とし」を見舞いたいと思っているのでは・・・。
今回の阿炎のニュースを見て、そんなことを思ったりしました。

まとめ

今回の阿炎関の不祥事。
やってしまったことはやってしまったことなので、深く反省していただき、
とにかく同じ過ちを繰り返さないようにしてほしいです。
そして、力士としての命を繋いでくれた相撲協会に報いるためにも
落とされた番付地位から頑張って這い上がってほしいと思います。

そして、寺尾関。
やっぱり、親方としてのコメントは聞きたいと思います。

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