北口榛花、世界陸上・金の裏には●●依頼を直接交渉!初々しいミライモンスター出演画像も

ハンガリー・ブダペストで開催されている2023世界陸上。
ここで日本にとって歓喜の瞬間が訪れました。
女子やり投げの北口榛花選手が、金メダルを獲得!
決勝の舞台、最終投てきで66メートル73をマークし、念願の世界一に!
日本中が沸きに沸きました。
そんな北口榛花選手、
6年前に将来大化けすると期待の可能性を秘めた少年・少女にスポットを当てるテレビ番組に出演していました。
まだ可愛らしいというか初々しい高校時代、
それから凄まじい成長を遂げることとなります。

今回は、祝・世界陸上金メダル・北口榛花選手について書いてみます。

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北口榛花、世界陸上・金の裏には●●依頼を直接交渉!

出典元:https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/112716

2023年8月25日、ブダペスト世界陸上、女子やり投げ決勝。

決勝戦は4回の投てきチャンスが与えられる中、
北口選手は3回投げた時点で4位。メダル圏外となっていましたが、
最終投てきで炎の大逆転!
やりの尖った先端が突き刺さった地面のその場所は、66メートル73
「この位置は誰も超えられない!!!」
そのビッグスローに日本の実況アナウンサーも大興奮! 声が裏返っていました。

世界陸上、日本女子では3人目。
これまで1993年大会の浅利純子、97年大会の鈴木博美は、ともに女子マラソン。
26年ぶりの快挙は、トラックではなく初のフィールド競技での金メダルとなりました。

出典元:https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2023/08/25/

その金を掴み取った北口選手のコーチはというと、
チェコ共和国のダヴィッド・セケラック氏。
勝利を確信すると、北口選手はセケラック・コーチの元へ駆け寄り抱き合った。

でも、なぜ、チェコ人のコーチなの?
そこには、北口選手の力強い行動力がありました。

北口選手は、日大1年生だった2016年、リオデジャネイロ五輪を目指すも
右肘のケガでリオ五輪の出場を逃してしまいます。
次の2020年、母国で迎えるオリンピックに向けて練習に励んでいるところ、
これまで教えを受けていた2004年アテネ、08年北京五輪のやり投げ日本代表で、
2009年ベルリン世界選手権・銅メダリストの村上幸史氏が、日大を退職したことで
指導者を失ってしまいます。

しかし、このあと北口選手に運命の出会いとも言うべき機会が。

2018年11月、フィンランドで開かれたやり投げの国際講習会に参加。
そこで北口選手は、やり投げ大国のチェコでジュニア世代を指導していたセケラック・コーチと出会います。
そこで、北口選手が「自分にはコーチがいない」と悩みを明かすと、
セケラック氏は「それだと、東京には出られないかもしれないね」
それじゃぁ・・・と、
セケラック氏の指導方法を聞いて興味をもった北口選手はセケラック氏に
「私のコーチになってくれませんか」と直接依頼

帰国後も北口選手はセケラック氏とメールでやりとりを続けて交渉し、
2019年2月には単身で約一か月間チェコでの合宿に参加。
そして、正式にセケラック氏から指示を仰ぐこととなりました。

2018年、北欧に渡っていなかったら
セケラック氏との二人三脚は実現しなかったし、今回の金字塔を打ち立てることもなかったかもしれません。

コーチとなると普通は紹介の形でタッグを組むのではないかと思いますが、
北口選手の場合は、自らのアグレッシブな行動で己の道を切り拓いたといっていいでしょう。

出典元:https://www.sanspo.com/

初々しいミライモンスター出演画像も

こちらが北口榛花選手のプロフィールです。

【名前】    北口 榛花 (きたぐち はるか)
【生年月日】  1998年3月16日
【出身地】   北海道旭川市
【身長/体重】    179㎝ / 86㎏
【最終学歴】  日本大学・スポーツ科学部競技スポーツ学科

北口榛花選手は、幼い頃からスポーツ少女。
3歳の時に水泳を始め、出身地・旭川の北海道教育大学附属小学校時代にはバドミントンを。そこでは全国小学生バドミントン選手権大会で団体優勝を経験しています。
その水泳とバドミントンは中学校まで続けていましたが、北海道旭川東高等学校進学後は
クラブ顧問の松橋昌巳氏(現・北翔大学コーチ)に誘われて陸上競技・やり投げに転向。
そして、やり投げを始めてわずか2か月で北海道大会を制覇、
2年生の時には全国高等学校総合体育大会で優勝を飾ります。

そんな学生アスリート北口選手にメディアも注目。
フジテレビ系列で日曜日に放送の「未来に羽ばたく金のタマゴ応援番組」
関根勤がMCを務める『ミライモンスター』で高校生の北口選手が取り上げられていました。
(2017年5月28日)

出典元:https://www.fujitv.co.jp/miraimonster/

出典元:https://charmupaging.com/

その北口選手の主な投てき記録は、

2014年7月
高校2年生のときのインターハイ優勝時(写真、上)は、52メートル16

2015年10月
高校3年生のときの全国高等学校総合体育大会優勝時(写真、下)は、56メートル59

そして、
2022年、米国オレゴンでの世界陸上で銅メダルを獲得したときは、63メートル27

そしてそして、今回が、66メートル73

9年の間で10メートル以上もの飛距離を伸ばしていることになりますね。

そんな彼女は、現在25歳
まだまだ記録は伸びるでしょう。
夢の70メートルも見えてくるのでは・・・

まとめ

北口榛花選手、今回の優勝で2024パリ五輪代表入りを果たしました。
同じ世界大会でもオリンピックでの優勝はまた格別だと、ある金メダリストが言っていました。
もっともっと頑張ってほしいですし、パリでも勝利の笑顔をふりまいてほしいです。

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