ロッキー4が未公開カットを盛り込んでリメイク公開!あの宿敵ドラゴの俳優は今何してる?

映画『 ロッキー Rocky 』
シルべスター・スタローンが主演を務めるアメリカのボクシング映画です。
1977年に日本ではじめて公開されて以来、6作まで製作されたシリーズは、
次々と大ヒットを記録。
劇場で観た人も多いでしょう。
そのシリーズのなかでも多くの人の心のなかで最も強烈な印象として残っているのは、
『ロッキー4 炎の友情』ではないでしょうか。
そうです、アメリカ vs ソ連(当時〉という大国同士の激突というシチュエーションが話題を呼んだシリーズ第4作です。
その『ロッキー4』が、36年の時を経てリメイクされます。
本作でカットとなった未公開部分が使われる形で再編集されるというのです。
今回は、そのリメイク版情報と『ロッキー4』でロッキーと激闘を展開したイワン・ドラゴを演じた俳優さんの今をスクープアップしたいと思います。

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ロッキー4が未公開カットを盛り込んでリメイク公開!

出典元:https://natalie.mu/eiga/news/484325

『ロッキー4 炎の友情』は、
シルべスター・スタローンが主演だけでなく、脚本・監督まで務めたシリーズ第4作。
日本では、1986年に公開されました。

とにかく、ストーリーが強烈でしたね。
ボクシング、アマチュア・チャンピオンという肩書きを引っ下げてアメリカにやってきた
ソ連のイワン・ドラゴが、かつてのロッキーの宿敵であったアポロ・クリードと対戦。
桁違いの威力の誇るパンチを浴びに浴びたアポロは、ノックアウトどころか命を落としてしまいます。
最後の一発を食らったときの直立状態でゆっくりと倒れるシーンは、衝撃的でした。

そして、ロッキー・バルボアが友人の仇討ちを心に誓って、ソ連に乗り込んでドラゴと対戦。
殺人級のパンチに何度もダウンを喫するも執拗なボディーブローが功を奏し、
最終ラウンドでドラゴをKOするという劇的なストーリー、それが『ロッキー4』でした。

この映画が公開されていた1980年代のアメリカとソ連は、冷戦状態。
そんな混とんとする世界情勢のなかで、あえて「アメリカ vs ソ連」という図式を打ち出した脚本家スタローンの戦略は見事的中!
ソ連・ゴルバチョフ書記長のそっくりさんまで登場させ、観る側を楽しませてくれました。

出典元:https://www.amazon.co.jp/

この映画『ロッキー4』
一番のクライマックスは最後の数分間、注目のボクシングの試合のシーンですが、
見どころはというと、やはり試合までの過程、それまでに展開される人間模様だと思います。

また、ストーリーの場面場面で使われるBGMも人気がありました。
ロッキーがドラゴに思いを馳せながら夜中にマイカーを走らせるシーンや
敵地でのトレーニングシーン等々・・・
そこでかかるミュージックを自分の入場テーマ曲として使っているプロレスラーもいたりします。

さて、
今回のリメイク版のタイトルは、『ロッキー4 ロッキー vs ドラゴ』
スタローンは、長年、本作の出来栄えに満足はしていなかったようです。
あの頃の自分は今よりかなり薄っぺらだったんだ!と言っていたそうですが、
このコロナ禍の時代、じっくりと考える時間が持てたのでしょうか。
2020年春、アメリカで下されたロックダウンを機に「ロッキー4」の再編集に着手。
ロサンゼルスのスタジオでその作業に取り組んだとのことです。

こちら、そのリメイクした『ロッキー4』について
スタローンがコメントしています。

2022/8/19 公開『ロッキーVSドラゴ』 シルベスター・スタローン/インタビュー映像

リメイク版『ロッキー4 ロッキー vs ドラゴ』は、
何百時間かけて、本編や仕舞い込んでいた未使用カットを見直し、新たなストーリーを構築。
その未公開シーンは合計42分にもなるとのこと。
オリジナルの上映時間は91分だったが、今回は94分の長さになったそうです。
約半分の時間が未公開シーンで、全体の時間がこれまでの3分増し。
というと、オリジナルのシーンで逆にカットされたところが結構あるということでしょうか。

今回のリメイク版では、
ロッキーとアポロの友情とその伏線に焦点を当てたそうで、
追加された主な場面は、
アポロが、ロッキーとその妻エイドリアン(タリア・シャイア)にドラゴと闘う計画を話すというもの。
たしかに、私は先日、何年ぶりかでオリジナル版を Amazon Prime Video で観ましたが、
「計画を話す」ようなシーンはありませんでした。
また、葬儀の場面も未使用カットがあるそうです。

さらに、音響効果もアップしており、登場人物のセリフもよりクリアに聞こえるようですよ。

『ロッキー4 ロッキー vs ドラゴ』
8月19日、公開です。

あの宿敵ドラゴの俳優は今何してる?

とにかく、映画『ロッキー4 炎の友情』
「アメリカ vs ソ連」というシチュエーションは、もの凄いインパクトがありました。

ちょうど、この映画が日本で公開されているとき、プロレス界でも熱い出来事が!
1980年代後半からのペレストロイカ政策により、ソビエト連邦の国家スポーツ委員会が
(当時)アントニオ猪木氏率いる新日本プロレスと提携し、多くのアマチュアレスラーがプロに転向。1989年2月にソ連のレスラーが新日本プロレスのマットに上がりました。

そして、ソ連のレスラーがリング上でアメリカのレスラーと相対したときは、
興奮した実況アナウンサーが「プロレス、ロッキー4 !!!」と叫んでいました。

出典元:https://theriver.jp/creed2-lundgren/

あっ、話が横道に逸れましたが、
『ロッキー4』でアポロ・クリードを叩き殺し、ロッキー・バルボアと死闘を展開した
ソ連のボクシング・アマチュア王者、イワン・ドラゴを演じたのは、ドルフ・ラングレン

身長がロッキーよりはるかに高く、筋骨隆々!
髪の毛が短く逆立ってる風貌は、ホント強そうに見えました。

こちらが、ドルフ・ラングレンのプロフィールです。

【名前】   ドルフ・ラングレン (本名:ハンス・ルンドグレーン)
【生年月日】 1957年11月3日
【出身地】  スウェーデン・ストックホルム
【身長/体重】  196cm / 108kg
【特技】    空手(極真カラテ四段)

出典元:https://www.crank-in.net/news/78072/1

ドルフ・ラングレンは、
恵まれた体格を活かして、空手やキックボクシングの世界大会に出場。
その活躍ぶりがメディアに伝わったのでしょう。
1985年『ロッキー4 炎の友情』でロッキーの敵役イワン・ドラゴ役に抜擢。
その端正な顔立ちとビルドアップされた肉体で一躍脚光を浴びることになります。

しかし、ドラゴ役について、当初、「ラングレンは背は高いがヘビー級ボクサーを演じるには線が細すぎる」として選考から外れるも、本人の熱心な売り込みと空手で鍛えたボクシングにはない軌道のパンチが、監督・スタローンの目に留まり、スタローンとともにウェイトトレーニングに励んだ結果、ほぼ筋肉のみで25ポンド(約11.3 kg)の増量に成功。
これによりドラゴ役を正式に打診され、アクション俳優としての扉を開けることとなります。
このとき、ドルフ・ラングレン、28歳です。

スタローンとはその後、2010年の映画『エクスペンダブルズ』でも共演。
2018年には『クリード 炎の宿敵』で再びドラゴとロッキーの役で共演しています。

出典元:https://www.cinemacafe.net/article/2010/10/02/9174.html

もちろん、今も俳優業は続けているようですが、
プライベートでは、2020年6月に39歳年下の女性と婚約しています。
その女性は、ノルウェー出身のパーソナルトレーナー、エマ・クロコダルさん。
正式に結婚というニュースは報じられていないようなので、周りは心配しているようですが、
エクササイズを終えてジムから一緒に出てくる二人の姿が撮られたり、
またそのとき、エマさんの左手薬指にはしっかりと婚約指輪がはめられていたということで、
その辺の心配はないとのこと。

ドルフには、娘さんが2人います。
1994年にジュエリー・デザイナーのアネッテ・クヴィベリさんと結婚し、
1996年に長女、2002年には次女をもうけていますが、2011年に離婚しています。
2020年11月には、英『Muscle and Health』で娘とエマさんとのスリーショットを披露。
公私ともに順調のようです。

出典元:https://ameblo.jp/huhuhuhuhujico3/

『ロッキー4 ロッキー vs ドラゴ』
8月19日、公開です。

まとめ

1985年に製作され、日本では1986年に全国公開された『ロッキー4 炎の友情』
全世界での興行収益は、約3億ドル(約404億7675万円)をあげています。

今回、オリジナル版を再編集したシルべスター・スタローンが、
「これはボクシングの試合の映画じゃないんだ。人間ドラマなんだ!」と豪語するリメイク版
『ロッキー4 ロッキー vs ドラゴ』
どれだけの人気度、収益をあげるでしょうか。
私も観に行きたいと思います。

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