舞の海、現役 ”炎の一番” はコレ!引退後は相撲協会に残らずナゼ解説者で呼ばれる?

プロスポーツ界が動き出しましたね。
新型コロナウィルスの影響で様々なプロスポーツが
開催を自粛してきましたが、6月の後半からプロ野球や女子プロゴルフが
無観客状態ですがスタートしました。
そして、7月。
7月19日(日)からは大相撲7月場所が始まります。
その大相撲の中継を見ていると、放送席からの解説がありますが、
その解説席には毎場所、元力士の舞の海さんがいますよね。
舞の海さんは親方でもないし相撲協会にいる人でもないのに何故?
そう思ったことないですか?
調べてみました。
今回は、舞の海さんがいつも解説席を陣取っている理由と
舞の海さんの現役時代をちょっと振り返ってみたいと思います。

スポンサーリンク




舞の海の現役 ”炎の一番” はコレ!
絶妙のフェイントが功を奏す!

まず、舞の海さんの現役時代。
現在の炎鵬関のようにカラダの小さい小兵力士だったので何かと注目されていました。

また、舞の海さんというと、新弟子検査のとき、身長の合格基準値が172㎝のところ、
舞の海さんは169㎝だったので、髪の毛の中にシリコンを埋めて身長を高くして合格した
という話は有名です。

出典元:https://www.youtube.com/

その舞の海さんのプロフィールは、こちら。

【名前】  舞の海秀平 (本名は、長尾 秀平)
【生年月日】  1968年2月17日
【出身地】   青森県西津軽郡鰺ヶ沢町
【身長/体重】 169cm / 85㎏
【血液型】   B型

舞の海さんは、現役時代は「出羽の海」部屋所属。
多彩な技で大型力士を倒すところから「技のデパート」や「平成の牛若丸」と
呼ばれていました。
小兵力士が大型力士を倒す一番には観客が喜びます。
その小さな力士・舞の海さんの ”炎の一番” とも言っていい取り組みは、
1991年11月場所(福岡国際センター)での曙(あけぼの)との一番です

曙関は、ハワイ出身の外国人関取で、
身長2メートル、体重200キロを超える巨漢力士。
第64代横綱で優勝回数も11回。
花田兄弟(若乃花、貴乃花)とともに1990年代の相撲界を盛り上げました。

その曙関と舞の海さんとの対格差は、以下のとおりです。

 当時の身長差: 曙 204㎝  舞の海 172㎝ = 32㎝
 当時の体重差: 曙 233㎏  舞の海 94.5㎏ = 138.5㎏

コチラが、小が大を食った大一番!
舞の海さんが、当時・前頭筆頭だった曙関を破った一戦です。

舞の海vs曙 (平成3年十一月場所)

立ち合いにまさかのフェイントをかけて
相手の懐にもぐり込んだ戦法は見事でした。

舞の海、引退後は相撲協会に残らず
ナゼ「解説者」で呼ばれる?

舞の海さんは、
「技のデパート」と称されるも度重なる足のケガに泣かされ、
1999年の11月場所を最後に引退します。
引退後は、年寄名跡に空きがなかったこともあり、日本相撲協会には残らず、
タレント活動を開始するようになります。
スポーツキャスターやコメンテーター、旅番組のレポーターなどで
お茶の間に登場するようになりましたが、
NHK大相撲中継の解説席に座ってコメントする姿が、いつからでしょうか、
毎場所見られるようになりました。
中継では、放送席にはNHKアナウンサーと元横綱の北の富士勝昭さんがメインに、
舞の海さんは向正面などの解説席に一人、力士や取り組みについて独自のコメントを
発しています。

でも、何故
舞の海さんは、親方でもなければ、相撲協会にも籍を置いていないのに
毎回、解説席に呼ばれるのでしょう?

それは・・・

舞の海さんは、親方株が取得できず、相撲協会からは去った格好ですが、
現役時代から元大関・小錦関などの大型力士に真っ向からぶつかっていく姿に
人気があったことで、視聴率を稼ぎたいテレビ局側としては、舞の海さんに
目を付けたと言われています
そのようなアプローチに対し、
相撲協会としては、ゲスト解説ではなくレギュラー解説を協会にいない元力士に託す
ということなので、いろいろ思うところあったようですが、マイナスのイメージは
残したくないということで了解したそうです。

出典元:https://www.stepon.co.jp/interview/

2020年の大相撲は、
3月、新型コロナウィルスの煽りを受けて、大阪場所は無観客で決行。
5月場所は、緊急事態宣言が出されたこともあり中止に。
そして、7月19日(日)から始まる7月場所は、
会場を愛知県体育館から東京・両国国技館に移して無観客で開催されます。

無観客とはいえ、テレビの視聴者にはいつものように大相撲解説を届ける意味でも
舞の海さんの解説は今後も続くでしょう。

相撲協会にいなくてもそこは元力士。
相撲のことをよく知っている人間ですから
お茶の間に「相撲を伝える」ということでは起用して正解ではないかと思います。

まとめ

いかがでしたか。

曙戦、小が大を食う一戦は、いつ見てもスカッとしますね。

舞の海さんの生解説、
これから力士や取り組みについてだけでなく、舞台ウラの話など、
誰も知らないようなことを話してくれると視聴者もより楽しめると思います。

とにかく、早く観客を入れての開催。
「満員御礼」の垂れ幕が見られる光景を心待ちにしています。

スポンサーリンク