ラグビー田中史朗はナゼ涙もろい?フミさんから涙腺ゆるむ人間の心理を学ぶ!

ラグビーワールドカップ2019が終わって、早半年以上たちますが
ラグビー熱は下がることを知りませんね。
残念ながら、トップリーグ2020は、新型コロナウィルスの影響で
中止となってしまいましたが、ファンは次回の公式戦を心待ちにしています。
ラグビーの日本代表選手もTV番組やCMに出演してくれていますが、
代表選手の中でも一番小柄な田中史朗選手は、ワールドカップ終了後の
パレードのときも終始泣きっぱなしだったりで何かと話題に・・・

今回はそんな田中史朗選手にスポットを当てたいと思います。

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ラグビー田中史朗はナゼ涙もろい?

ラグビーというと、ワールドカップに参戦した外国人選手を見てもそうですが
身長180㎝以上、体重100㎏超という大男が多いなか、
日本代表のなかには、166㎝、75㎏という小柄な選手がいます。

田中史朗選手です。

田中選手は、京都・伏見工業高校1年の時に全国高校ラグビーで優勝を経験します。
2006年度の大学選手権においては、9年ぶりに母校の京都産業大学が
同大会の準決勝に進出、その原動力となりました。
そして、2007年に三洋電機ワイルドナイツ(現パナソニック)に加入し、
1年目からレギュラーポジションを獲得。
2007年ジャパンラグビートップリーグのレギュラーシーズン13戦全勝に大きく貢献し、
この年の新人賞を獲得しています。

その田中選手のプロフィールはこちら。

【名前】 田中史朗 (たなか ふみあき)
【生年月日】 1985年1月3日
【出身地】 京都府
【体格】 166㎝、75㎏
【趣味】 UFOキャッチャー

興奮さめやらぬラグビーワールドカップ2019は、
日本が優勝国の南アフリカに敗れるもロシア、アイルランド、サモア、スコットランドを
次々に破ってなんと予選全勝!
輝くベスト8入りは、日本中を歓喜の渦に巻き込みました。

そして、2019年12月11日には
ファンへの感謝を表そうと東京・丸の内仲通りで ONE TEAM パレードが行なわれました。
平日にもかかわらず5万人が詰めかけたパレードには「ありがとう!」の笑顔が咲くなかで
一人終始号泣していたのが、仲間から「フミ」と呼ばれている田中史朗選手

出典元:https://rugby-rp.com/2019/

涙した理由は・・・というと、

本人曰く、

2011年の僕たちが不甲斐なくて日本ラグビーを落としてしまった思いしかなかった。
こんなにたくさんの人が集まってくれて本当にうれしいです。
たくさんの子供たちが応援してくれて、“ありがとう”と言ってくれた。
(僕たちこそ)本当に “ありがとう” の一言しかないです。
これからが日本ラグビーの始まりです。1月12日からトップリーグが始まります。
日本ラグビーの応援をよろしくお願いします。

日本ラグビーがやっと低迷から脱したことで感極まったんですね。

2011年のワールドカップで、日本は1勝もあげることができませんでした。
フランス、ニュージーランド、トンガに3連敗。
絶対に負けられないカナダ戦も途中リードし優勢に進めるも後半追いつかれ、白星ならず。

悲壮な決意で臨んだ2015年大会は、3勝1敗。
「勝てない」と見られていた南アフリカに起死回生の逆転勝利を収めたことで
日本ラグビー界の夜明けを感じさせ、次大会となるトップリーグ開幕戦には多くの観客が
集まるものと見られていたが、どうしてどうして・・・
ラグビー協会によるチケット販売の不手際からか、スタンドが多く埋まることはなかった
といいます。

そんなもどかしさも加わって、日本ラグビー界を何とかしたい!という思いが
田中選手の心の中にあったのでしょう。
その思いが今ここで実を結んだ!
パレードでの号泣は、きっと田中選手は「正義感」が強い人だからだと思います。

ラグビー田中史朗から
涙腺ゆるむ人間の心理を学ぶ!

涙もろい人は、まず特徴として感情移入しやすいということが挙げられます。

共感力が高いので、映画やドラマ、本など、あらゆるストーリーに共感して、
他人の出来事をあたかも自分の出来事かのように感じとってしまう傾向があるのです。
つまり、自然と自分のバックグラウンドと重ね合わせてしまうというわけです。

また、涙もろい人は、素直で真面目な人であると言われます。
人前で涙を見せるということは、自分の感情をごまかしたり隠したりしない
また、曲がったことが許せない
純粋で何でも感動しやすい性格の持ち主であると言えます。

なんか、これだけでも田中フミ選手そのものといった感じがしますね。

さらに、涙もろい人は、深い悲しみにかられた経験をしている人に多いようです。
共感力が高いとも言いましたが、過去に悲しい出来事があると
TVドラマなどでの1シーンを自分が経験したときのことと重ねてしまうのです。
スポーツをやっている人がなかなかその競技で試合に勝てず、
落ち込んでしまったことは多くの人が経験しているかもしれません。
そのようなとき、涙もろい人は傷つきやすい傾向にあり、
ショックを受けて失望している可能性が高いと言えます。

日本が勝てない時代の田中フミ選手もまさにそうだと思います。

そして、感受性豊かな人は、心から感動しているときに涙を流します。
辛いことや悲しいことだけでなく、嬉しいことにも涙腺がゆるむのです
他人にしてもらった親切な行動に対し、どんな小さなことでも敏感に感じ取り、
心から感動することができます。
それ以外に、美しい光景を見たり、美しいものに触れたりしたときもそうです。
感動で心が揺さぶられて、思わず涙が出てしまうことがあります。

出典元:https://news.jsports.co.jp/rugby/

今回の田中史朗選手のパレードでの涙。

これまでのビッグマッチで惨敗し、なかなか暗く長いトンネルから抜け出せなかった
日本ラグビー界が2019年のワールドカップで予選を全勝で突破し決勝トーナメントに
進んだことで、一気に光が差し込み日本のラグビー熱が炎々と燃え盛った!
各試合ごとにパブリックビューイング会場にも多くのファンが詰めかけ、
大会期間中は日本列島がラグビー一色になったわけです。

そんなラグビーに対して、日本の状況が様変わりした風景に
涙もろい田中選手はストレートにその嬉しい気持ちを表現したというわけですね。

まとめ

いかがでしたか。

私もラグビーは好きですし、早く新型コロナが収束して、
熱い試合が再開されることを願ってやみません。
小さいカラダで大男たちに果敢にぶつかっていく田中史朗選手のプレーは、
これからも多くの子供たちに感動を与えるでしょう。
頑張ってほしいです。

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