米津玄師が歌うシン・ウルトラマンのテーマM87、ウルトラマンの故郷はM78なのに何故?

2022年5月13日から全国で公開されている『シン・ウルトラマン』

斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊といった豪華キャストが出演している
特撮ヒーローの復刻版映画は、例年にない大ヒットを記録しています。
その「シン・ウルトラマン」の主題歌は、米津玄師が歌う『M八七』
ここで、「ん!? M87?」と思ったのでは?
ウルトラマンというと「M78」。
そう、ウルトラマンは『M78星雲」から地球を守るためにやってきた正義の味方。
このことを知っている人たちは「何故、87なの?」と思ったことでしょう。

実は、そこには意外な理由がありました。
それってナニ?

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米津玄師が歌うシン・ウルトラマンのテーマM87

出典元:https://shin-ultraman.jp/news/

『シン・ウルトラマン』
1966年7月17日に放送が開始された円谷プロ制作の特撮ヒーロードラマ『ウルトラマン』が
劇場版となって甦りました。
5月13日から全国で公開されているこの空想特撮映画は、
初日3日間で観客動員数64万人、興行収入は9.9億円超え。
今では、観客動員数が200万人、興行収入が30億円を突破したことを
公式Twitterが発表しています。(6月6日時点)

その『シン・ウルトラマン』の主題歌を歌うのは、
これまた日本の音楽界で今やヒーロー的な存在となっている米津玄師
そして、そのテーマ曲のタイトルは、『M八七』

米津玄師 – M八七  Kenshi Yonezu – M87

でも、ん!?M87って・・・
ウルトラマンといえば、その故郷は、銀河系から300万光年離れた場所にあるとされる
『M78星雲』。
なのに何故87? そう思った人は多いでしょう。
平成生まれの人たちは、ウルトラマンは知っていてもウルトラマンが『M78星雲』という
光の国からやってきたということをほとんどの人は知らないかもしれませんが、
1966年からTBS系列で放送していたウルトラマンをしっかり見ていたおじさん世代は、
「ぇ?なんで78ではなく87なんだ?」
そう思っていると思います。

では、なぜ、数字をひっくり返した?

ウルトラマンの故郷はM78なのに何故?

米津玄師が歌う「シン・ウルトラマン」のテーマ曲。
なぜ、「M78」ではなく『M87』なのか?

実は、その理由
調べてみたらビックリです!

なんと、もともとウルトラマンの故郷は『M87星雲』だったそうです

ウルトラマンが企画されたときに、そのように設定されたとのこと。
しかし、脚本が印刷されたときに誤って『M78星雲』と書かれてしまったらしい。
まぁ、いわゆるミスプリントってやつですね。

それに誰も気がつかず、その脚本どおりにストーリーが製作されたということのようです。

そんなことってあるんですね。

出典元:https://minkara.carview.co.jp/

今回、78が87と逆になったテーマソング。
結局、米津氏の87が正しいという形になった格好ですけど、
観る側からしたら、もともと『M78星雲』の”78”がどんな意味をもつ数字なのか、
さほど気にすることはなかったと思います。

それも併せて調べてみたら、こんな内容でした。

ウルトラマンの故郷、「M78星雲」。
実は、この名を冠した本物の星雲があるのだそうです。
オリオン座の中央に並ぶ3つ星のとなり。
その名前の由来は、
18世紀フランスの天文学者シャルル・メシエが作成した「メシエカタログ」。
星雲、銀河などをまとめたこの資料に「78番目」の天体として掲載されていることから、
「メシエ」の頭文字「M」と「78」を組み合わせて「M78星雲」と名付けられたそうです。

このように実在する「M78星雲」の数字をひっくり返して
脚本では、架空の星として「M87星雲」をウルトラマンの故郷としたのではないでしょうか。

その『シン・ウルトラマン』
私、劇場で観てきました。

そのレポートは、こちらで書いています。
ああああああ↓ ↓ ↓

シン・ウルトラマン、変身する斎藤工と長澤まさみにダンとアンヌが重なった!キスシーンも?

まとめ

いかがでしたか。

ストーリーの内容はもちろん、キャスト陣がどんな顔ぶれか・・・
それは、その作品がヒットする・しないに大きく関わってくるファクターだと思います。
それに並行して、主題歌を誰が歌うのか・・・
これもとても大事な要因なんだと思います。
『シン・ウルトラマン』、まだまだ興行成績を伸ばすことでしょう。

それにしても、米津さん
M87星雲が正しいとどうやって知ったのでしょうねぇ。

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