初代ウルトラマン、初期の顔はなぜ汚かった?こちらは綺麗どころ・桜井浩子の今も併せて

2022年5月13日から全国で公開されている『シン・ウルトラマン』
俳優・斎藤工が変身するウルトラマンは、空前の大ヒットを記録。
7月31日の時点で、観客動員 293万人、興行収益は43億円を突破しています。

このシン・ウルトラマンは初代ウルトラマンがモデルとなって製作されましたが、
今回は、その初代ウルトラマンが放送されていた1966年に時間を戻してみたいと思います。
テーマは、ウルトラマンの顔です。
ウルトラマン放送初期の頃は、ウルトラマンの顔はちょっとゴツゴツ、
特に口の周りにボコボコ感が出ていて、決して綺麗な顔と言えるものではありませんでした。
その顔、おじさん世代とは違い、今の若い世代の人たちは見ていないと思いますが、
ネットで見た!という人はいるでしょう。
その後、初代ウルトラマンは綺麗な顔に替わりましたが、
ゴツゴツ・ボコボコしていた顔には、れっきとした理由があったのです。

今回はそのウルトラマンの顔の話と汚い話ばかりではなく科学特捜隊の綺麗どころ、
女性隊員を演じていた女優・桜井浩子さんの今も併せてお届けしたいと思います。

また、本記事の最後には、
現在、シン・ウルトラマンを上映している映画館を探せるサイトURLを載せています。

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初代ウルトラマン、初期の顔はなぜ汚かった?

出典元:https://hobby-rooms.com/

初代ウルトラマンの最初の仮面。
口が開いているように見えますね。
そうなんです。 当初は、口を開閉する予定だったそうです。
仮面をかぶっているスーツアクターの人が、
口を閉じれば、ウルトラマンの口は開き、
口を開ければ、ウルトラマンの口は閉じるという仕掛けにしていたとのこと。

そのように、じゃべることができるようにする。
また、火炎やシルバーヨードという怪獣を破壊する液体を噴けるようにすることも考えていたそうです。
そのため、造形家が、現在の硬い素材であるポリエステル樹脂ではなく、柔らかい素材=合成ゴム(ラテックス)で成形し、口元以外のウラ側に薄いFRP樹脂を貼り付ける構造にしたそうです。

しかし、FRP樹脂を貼り合わせていない部分にシワが寄り、それが妙な形で外に浮き出るようになってしまったと・・・。
また、スーツアクターがなかで口を動かすと、ウルトラマンの動きに影響が出てしまうということで、円谷監督の指示でこの口を動かす仕掛けを外すことに。
新たな仮面が作られることになりました。

それが、Bタイプといわれる仮面です。
FRP樹脂を仮面全体に充てるようにして造形し直されたようです。

出典元:https://blog.goo.ne.jp/mk1_1978

そして、
ウルトラマンの顔は、さらに進化を遂げることになります。

Cタイプといわれる仮面は、
上唇が長くなり、口も大きくなっています。
この仮面のモチーフとされたのは、仏像のアルカイク・スマイル。

アルカイク・スマイルとは、
古代ギリシアのアルカイク美術の彫像に見られる表情のことをいいます。
紀元前6世紀の第2四半期に例が多く、顔の感情表現を極力抑えながら、
口元だけは微笑んでいるように見えるのが特徴とされ、
これは生命感と幸福感を演出するためのものと見られています。

以下の画像は、クロイソス・クーロス像がモデルとなっているアルカイク・スマイル。
Cタイプ、現在のウルトラマンの顔は、この表情を参考に作られたということです。

いろいろと試行錯誤して、ウルトラマンの仮面は作られていったのですね。

私は、この3つのなかでは、Bタイプが一番好きです。
口をギュッと結んでいるように見えるこの仮面が、
怪獣と闘う顔としては一番合っているのではないかと思います。

あなたは、どのタイプが好みですか?

その初代ウルトラマンの仮面をかぶり、
当初、口をパクパク動かすことをする予定だったスーツアクター。
その人はスタントマンではなく、著名人(俳優)でした。
こちらの記事でばらしています。

ああああああああ↓ ↓ ↓

初代ウルトラマンの仮面かぶっていたのはウルトラセブンの●●隊員だった!仰天エピソードも!

こちらは綺麗どころ・桜井浩子の今も併せて

それでは、綺麗どころの話を!
初代ウルトラマンとともに怪獣と闘う科学特捜隊。
そのなかの紅一点、フジ・アキコ隊員を演じた桜井浩子さんについて。

出典元:https://m-78.jp/news/post-6094

こちらが桜井浩子さんのプロフィールです。

【名前】   桜井 浩子 (本名:古矢 浩子)
【生年月日】   1946年3月4日
【出身地】  東京都目黒区中根町
【血液型】  O型

桜井さんは、まさにウルトラの申し子。

初代ウルトラマンの放送終了後も
1967年に「ウルトラセブン」
1974年に「ウルトラマンレオ」
1981年に「ウルトラマン80」にゲスト出演。
その後一時期、女優業を休止していたときもありましたが、
1990年代中盤になるとウルトラブームの再燃もあり、活動を再開。
2005年には『ウルトラマンマックス』にヨシナガ教授役としてレギュラー出演し、
黒部進さん扮するトミオカ長官とのハヤタ&フジコンビの共演で話題を集めました。

出典元:https://m-78.jp/news/n-4333

2021年1月には自身のYouTubeチャンネル『ROCO TALK』を開設。
毎回ゲストを招いて楽しく、また懐かしいトークを披露しています。

⇒ 桜井浩子 『ROCO TALK』

まとめ

出典元:https://natalie.mu/eiga/

いかがでしたか。

今回は半世紀以上前に放送された初代ウルトラマンについて書いてみましたが、
現代のシン・ウルトラマン
2022年5月13日からの公開ですから、もう3ヶ月近くになりますね。
別の映画への入れ替わりで上映が終了してしまった映画館もあると思います。
あなたの近くの映画館では上映されていますか?

もし、お近くの映画館で上映していないという場合は、
こちらから上映館を探すことができます。アクセスしてみてください。

⇒ シン・ウルトラマンはここの映画館で!

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