カブス鈴木誠也の原点は父の「勉強するな」幼少期「出没！アド街ック天国」に出演していた

広島カープの若き主砲・鈴木誠也選手が、
2022年、米メジャーリーグ、シカゴ・カブスに移籍しました。
カープの４番であり、侍ジャパンの４番でもあった鈴木誠也選手も
ついに海を渡って念願のメジャーリーガーに！
そして、スタメン出場すると、二打席目で初ヒット！ホームランも連発！
デビューしたと思ったら、いきなりの大活躍に地元シカゴのファンは狂喜乱舞しています。

広島での活躍ぶりからすると、別に目を丸くするほどのことではありませんが、
そんな鈴木誠也選手の野球の原点は、父親の熱血指導にあります。
まさに、漫画「巨人の星」の世界。
11歳のときに、なんと！父親と一緒にテレビ東京（土）の情報バラエティー
『出没！アド街ック天国』に出演していました。

今回は、大リーグでのブレークが期待される鈴木誠也選手について書いてみます。

カブス鈴木誠也の原点は父の「勉強するな！」

出典元：https://dot.asahi.com/

こちらが、鈴木誠也選手のプロフィールです。

【名前】　　　　鈴木誠也　（すずきせいや）
【生年月日】　　1994年8月18日
【出身地】　　　東京都荒川区
【身長】　　　　180㎝
【血液型】　　　A型

誠也選手が野球を始めたのは、小学校２年生のときで「荒川リトル」に所属。
中学は荒川区立第九中、ここでは「荒川シニア」で野球に没頭します。
高校は、東東京の二松学舍大学附属高校へ。
その進学時には、ピッチャーとしてエース級のパフォーマンスを見せていたことで、
いくつかの甲子園出場校から誘いの声があったようです。
しかし、子供の頃から、父親のつながりで二松学舎大付属の練習をよく見に行っていた
ことから小学生の時に「高校生になったらウチに来いよ。」
二松学舎大付属の監督からそう言われていたといいます。
誠也選手は、そのことを忘れておらず、
高校進学時、他の高校からたくさんの誘いが来るも「二松学舎に行く！」と
気持ちはまったくブレなかったようです。

出典元：https://real-sports.jp/

「勉強するなら、走ってこい！」
「おまえは野球で食べていくんだ！」
父親は、とにかく学校の勉強より野球なんだと。

東京の下町、荒川区町屋に住まいを構えていた鈴木家は、明けても暮れても野球漬け。
まさに下町・町屋を舞台にした漫画「巨人の星」の星一徹と飛雄馬のようです。

実は、そんな現代版「巨人の星」の模様がテレビで放映されていました。
そうです、星父子ならぬ鈴木父子の猛特訓が画面に映し出されていたのです。

出典元：https://www.tms-e.co.jp/alltitles/1960s/

鈴木誠也
幼少期「出没！アド街ック天国」に出演していた

その鈴木父子が野球の猛特訓をしている模様が放送されたのは、
テレビ東京、土曜日21：00放送の情報バラエティー番組『出没！アド街ック天国』

放送日 2006年3月18日
テーマとして取り上げられた街は「町屋」
「巨人の星」の舞台となった街に鈴木父子が住んでいたということで
まさに現代版「巨人の星」です。

こちらからご覧ください。

カープ鈴木誠也（当時11歳）、親子でテレビ出演

口ひげ生やした親父さんが上げた球を11歳の誠也少年が打つ！
激しいトスバッティングの光景が見られました。

そんな誠也少年は８年後の2012年に広島東洋カープにドラフト２位指名で入団。
年が経つにつれて、めきめきチカラをつけていきます。

以下がこれまでの成績です。
2019年と2021年には、首位打者に輝いています。

年度	試合数	打率	本塁打
2013	11	.083	0
2014	36	.344	1
2015	97	.275	5
2016	129	.335	29
2017	115	.300	26
2018	124	.320	30
2019	140	.335	28
2020	118	.300	25
2021	132	.317	38

そして、2022年。
誠也選手は、ポスティングシステムを利用した形で MLB への挑戦を表明。
シカゴ・カブスに入団します。
米メジャーリーガー・鈴木誠也が誕生しました。
背番号は、27
この背番号を選んだ理由として誠也選手は
「マイク・トラウト I love you 」と憧れの選手の名前を挙げ、
周りからの笑いを誘っていました。

そして、メジャー開幕。
誠也選手は、二打席目でメジャー初ヒット！
その後、ホームランも続けて放ち、まさに噂どおりの大物ぶりを発揮しています。

すべては、子供の頃から父親と一緒に励んできた猛特訓が生きているんですね。