かかと落とし!酒酔い男の事件で気づく危険度!プロの空手家動画でその怖さを再確認した

ゴールデンウィークの最中に千葉県で痛ましい事件が発生しました。
千葉市内の60歳の女性宅で、男性がその女性の頭にかかと落としを!
その女性は死亡しました。

「かかと落とし」
その名のとおり、振り上げたかかとを相手の身体に打ちおろす行為ですが、
格闘技の蹴り技としても使われる荒技です。

今では格闘技の試合でも、あまり見られることがないですが、
以前、この蹴り技を得意としていたプロの空手家がいました。
その空手家の動画を見てみましたが、「かかと落とし」の怖さを再確認しました。

なぜ、「かかと落とし」は死に至るほど危険な技なのか・・・
ちょっと見てみましょう。

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かかと落とし!酒酔い男の事件で気づく危険度!

2022年のゴールデンウィークは、
依然、コロナ禍であっても県またぎの移動など行動制限のない大型連休となったことで、
鉄道、航空機の乗客も回復、全国各地の観光スポットも多くの人で賑わいました。

そんな3年ぶりに活気づいたゴールデンウィークの中、
5月5日の未明に、千葉県でなんとも痛ましい事件が勃発!
千葉市に住む60歳の女性宅で、男が女性の頭部に「かかと落とし」の暴行!
女性は死亡しました。

男は酒を飲んでいたそうで、女性と口論となり腹を立て、
女性の頭にかかと落としを数発見舞ったということです。
その場には、被害者の女性と男ともう一人、一緒に飲酒していた女性がおり、
その女性が、助けを求めて東金駅前の交番を訪れ、119番通報を要求。
捜査員が現場を訪れると、被害女性が布団の上で横たわっていたといいます。
女性は病院に搬送されましたが、その後、死亡。

千葉県警東金署は5日、知人女性に暴行を加えたとして東金市に住む52歳、
無職の男を逮捕しました。
男は「口論になって、かかと落としをした」と供述、容疑を認めているということです。

出典元:https://news.yahoo.co.jp/

かかと落とし

足を高く振り上げて、かかとを相手の身体に振り下ろす蹴り技ですが、
蹴る側の身長が高ければ高いほど威力を増す荒技です。

この逮捕された男は、近所の住民の話だと
身長が180センチ以上あるとのこと。

今回、男が狙ったのは女性の頭。
振り上げた足と相手の頭部間の距離があればあるほど、
振り下ろすときのパワーが大きくなり、とてつもない破壊力が生まれます

事件当日、
男一人と女性二人、家で飲酒していたのだから座っていたでしょう。
そして、口論の末、頭に血が上った男は、立ち上がって足を振り上げたはずです。
そうすると、座っている女性の頭部と立って男が振り上げた足との間には
相当な距離ができたことが想像できますね。

また、かかとは足首から下の部分では、一番硬い場所です。

「なぜ、かかとは硬いのか」

それは、乾燥しているからです。
皮膚は乾燥するとガサガサとした質感になり硬くなってしまいます。
かかとは、ほかの部分と構造が違って皮脂を分泌する皮脂腺がないので、
肌の水分を保持できず、すぐに乾燥してしまうのです。
そのため、かかとのケアを怠ると硬いかかとになってしまうため、
やすりやスクラブなどかかとのケア用品もあるようですが、
今回、事件を起こした52歳無職の男が、こんなかかとのケアをしているとは
到底、思えません。

硬くなっている身長180㎝男のかかとが、座っている女性の頭に振り下ろされる!
それを繰り返し見舞ったということですからたまりませんね、これは。

そんな「かかと落とし」の怖さ。
昔、この足技を巧みに操り「かかと落とし」を自分の代名詞にしていた
プロの空手家がいました。
その選手の試合動画がありますので、次の見出しで見てみましょう。

プロの空手家動画でその怖さを再確認した

その「かかと落とし」を得意としたプロの空手家とは、
スイスのアンディ・フグです。

プロに転向してからは、立ち技系の格闘技イベント「K-1グランプリ」に出場。
1996年の大会では、優勝しています。

そのフグ選手のかかと落としがきれいに決まった動画があります。
こちらです。

衝撃の脳天かかと落とし k 1 アンディ・フグ vs 村上竜司

食らった選手、頭に受けた衝撃は凄いでしょうね。

しかし、
このアンディ・フグ選手は、今は亡き空手家です。
2000年に白血病を患い、8月24日に35歳の若さでこの世を去りました。
棺には空手着を着たまま納められたそうです。

このフグ選手の豪快なかかと落としがもう見られないのは残念ですが、
この足技が見れるのは、このような公式な格闘技の試合の場だけであるべきです。

まとめ

人が頭を殴られて・・・とは過去のニュースでも聞いたことありますが、
かかと落としを食らって亡くなったというのは、はじめてかもしれません。
かかと、しっかりとした人間凶器ですね。
当たり所によっては、その場で死に至る場合もある危険な足蹴りです。
相手に腹を立てたときはもちろん、ふざけて使うこともしてはいけません。

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