5月13日から公開されている映画『シン・ウルトラマン』を観てきました。
1966年に放送が開始された特撮テレビドラマ『ウルトラマン』の復刻バージョン。
当時、小学生だった私ははじめて見るヒーローの姿にテレビの前にかじりついていました。
あれから半世紀以上。
CGの駆使とともにどんな内容で特撮ドラマが甦るのか!?
ワクワクしながら久しぶりに映画館に足を運びました。
うん!面白かったです!
でも、あまり内容を細々と言うことはしませんね。
これから観たいと思っている人がいるでしょうから・・・。
目次
シン・ウルトラマンを観てきた!
出典元:https://shin-ultraman.jp/news/
映画『シン・ウルトラマン』
『シン・ゴジラ』で特撮の可能性とその文化を世に示した庵野秀明氏と樋口真嗣氏、
この二人の制作者が再びタッグを組んでSF特撮映画が作り上げられました。
ストーリーは、
もちろん、ウルトラマンが次々に出現する怪獣をやっつけるというものですが、
科学特捜隊の闘いぶり、その隊員とウルトラマンに変身する主人公との人間模様も
見ものです。
この映画に出てくる怪獣は、「禍威獣」と呼び、
科学特捜隊は、「禍威獣特設対策室」
通称、「禍特対 (カトクタイ)」と名付けられていました。
今、コロナ禍だから「禍」の字をつけたのでしょうね。
特捜隊の隊員の服装は、ユニフォームではなく私服という出で立ち。
まるで刑事のよう。
また、こちらの画像のように、チームショットの並び順も昔の写真に合わせたようです。
前列向かって、
左が隊長(小林昭二、西島秀俊)
中央が女性隊員(桜井浩子、長澤まさみ)
右がウルトラマンに変身する隊員(黒部進、斎藤工)
出典元:https://middle-edge.jp/
出典元:https://mobile.twitter.com/
映像のなかでは、やはり、1966年放送の初代ウルトラマンで使われた「音」がここでも。
・映画のオープニング、タイトル表示されるときの音
・科学特捜隊が出動するときのテーマ曲
・特捜室にかかってくる電話の音
昔のまま、懐かしい音が聴かれました。
この『シン・ウルトラマン』
ストーリーのなかで初代ウルトラマンと大きく違う点は、
斎藤工がウルトラマンであることを隊員たちがはじめから知ってしまうことです。
そのなかでも
主人公・ウルトラマンの斎藤工とヒロインである長澤まさみの絡みは、
一番の見どころとなっています。
変身する斎藤工と長澤まさみに
ダンとアンヌが重なった!キスシーンも?
映画『シン・ウルトラマン』
長澤まさみは、チーム「禍特対」にあとから加わった隊員。
シン・ウルトラマンが一匹目の禍威獣を倒したとき、はじめて見る巨大生物
ウルトラマンを分析するという立場でメンバーに加担します。
そして、斎藤工とペアを組んで仕事をすることに。
しかし、禍威獣が暴れて大変なときに(斎藤工が)いなかったりと、
気のきかない男という印象を持つも
その後、相棒がウルトラマンだとわかってからは、二人の距離が縮まります。
斎藤工のシン・ウルトラマンへの変身シーンは、
初代ウルトラマンのハヤタ隊員(黒部進氏)同様、手に持つベータカプセルで。
そのスイッチを入れて変身するシーンがメディアのカメラに収められていたことで
早くも隊員の一人がウルトラマンであることがわかってしまいます。
ところで、こちらの画像シーン、覚えている方いるでしょうか。
出典元:https://56849833.at.webry.info/
1967年10月1日から1968年9月8日まで放送された『ウルトラセブン』
初代ウルトラマンの放送が終わったあと、ウルトラシリーズ二人目のヒーローとして
放送された特撮ドラマです。
このシーンは、その最終回。
ウルトラセブンのモロボシ・ダン(森次晃嗣)が女性隊員・友里アンヌ(ひし美ゆり子)に
自分がウルトラセブンであることを告げた有名な感動の1シーンです。
『シン・ウルトラマン』
最後の相手となる禍威獣は、初代と同様、ゼットンでした。
今回のゼットンは、地上ではなく宇宙に存在する形でシン・ウルトラマンと闘います。
そして、ストーリーのクライマックス。
そのゼットンを倒しに行くとき、斎藤工は長澤まさみとビルの屋上で二人きりになります。
ダンとアンヌのように。
「必ず、帰ってきて!」と長澤。
この見つめ合う二人を見たとき、キスシーンがあるのかなと思いました。
ダンとアンヌにそのようなシーンはなかったけれど・・・。
結局、『シン・ウルトラマン』でもそのようなシーンはなく、
斎藤工は長澤の前で変身して空へ飛んでいきます。
そうですよね、ないですよね。
このような特撮ドラマでキスシーンだなんて・・・。
出典元:https://news.yahoo.co.jp/
しかし、
調べたら、ドキッとしました。
そのシーン、あったそうです。
最後のゼットン戦の前、軽いキスシーンを撮ったそうです。
しかし、全体的なバランスなどを考えて編集でカットされたとのこと。
う~ん、やっぱり・・・
あっ、ゼットン戦の結果ですか?
最後は勝ちますよ!
まとめ
映画『シン・ウルトラマン』
脇役という立場でも「禍特対」のボスに田中哲司。政府のメンバーに竹野内豊という
豪華なキャストで制作された作品となりました。
今回の記事では、『シン・ウルトラマン』の内容を細かく記述することは控えました。
これから観に行こうとしている人の楽しみを削ぎ落としてしまいますからね。
ぜひ、シアターに行ってください。
この『シン・シリーズ』
2023年3月には『シン・仮面ライダー』が上映されるようですよ。
今、撮影しているのでしょうか・・・
楽しみです。