長期戦と言われる新型コロナウィルスとの闘い。
感染者の数が少なくなってきているとはいえ、依然として「外出は控えるように!」
国からの自粛要請は続いています。
そうなると、どうしてもTVやパソコン、テレビゲームといった画面を長時間みることが
どのご家庭でも多くなってきていると思います。
すると気になることは、目が悪くならないか・・・ですね。
そこで今回は、様々な映像コンテンツを見ても目が悪くならないようにするための策を
お伝えしようと思います。
目次
新型コロナの自粛生活で注意したい
「目を悪くする」ことを防ぐ3つのポイント
では、早速、3つの注意点をご紹介します。
① 近い距離で長時間、映像を観ない
これは、当たり前のことですが、守っていない人が多いです。
私も中学生になった頃、目が悪くなり出しましたが、原因はテレビを近くで見ていた
ことです。
映像といってもテレビだけではなく、今はもう「モバイル」の時代。
スマートフォンやタブレット、携帯ゲーム機といったデバイスが一人一台以上
所有されている状況です。
近い距離で画面を長時間見続けないことは、視力低下を防ぐために重要なことです。
出典元:https://purejijii.com/
眼科医は言います。
目はできる限り、「連続使用」ではなく『断続使用』にするように!と。
電車に乗って椅子に長時間座っているとお尻が痛くなる経験したことありませんか?
本屋で長い間、立ち読みしても手足が疲れますよね。
目も同じです。
目の機能もずっと同じ作業が続くと悲鳴をあげるのです。
ずっと画面を見ている状態から一度、目を離して別の光景を見ることで
目にかかる負担を和らげる必要があります。
ベランダがあれば、星空や満月を眺めるのもとても効果的です。
② 周囲を明るくする
テレビやパソコンなどは、できるだけ明るい部屋で観るようにしましょう。
部屋が暗いと画面のまぶしさを強く感じるようになり、脳が興奮状態に陥るといいます。
すると、目が痛くなったり気分が悪くなったりすることがあるそうです。
逆に、休憩するときは照明の明かりなどを消して、落ちつけるような状況にして、
脳をリラックスさせるようにしよう。
出典元:https://getnavi.jp/business/
③ 寝る1時間前には画面を見ない
「ブルーライト」という言葉、聞いたことあるかと思います。
ブルーライトとは、可視光線の中で、380nm~495nmの青色光の光線です。
可視光線の中で、散乱率が高いのが特徴で、エネルギーの高い光線です。
太陽光にも含まれていますが、LEDをバックライトにしているパソコンやスマートフォンの
画面からも発生します。
出典元:https://biz-journal.jp/
このブルーライトが人の目に与える影響については、大きく2つあります。
(1)ブルーライトは、散乱しやすい波長の性質から、像がボケやすく、
あああピントのズレが生じて映像のチラつき、眩しさが発生します。
あああそのため、疲れ目などの症状を引き起こす可能性があるといわれています。
(2)ブルーライトは、目の角膜や水晶体を通過して網膜に届くため長時間見続けると
あああ網膜の中心部である黄斑(おうはん)にダメージを与え、黄斑変性の原因になる
あああ可能性も危惧されています。
対策としては、
このブルーライトの受けを防止するメガネを使用したり、
ブルーライトをカットするフィルムをパソコンやスマートフォンの画面に貼ることが
あげられます。
また、ブルーライトが人に与える影響は、目だけではありません。
寝る前にパソコンやスマホなどから発せられているブルーライトを浴びると、
睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌量が低下して、よく眠れなくなってしまうそうです。
このようなことから
就寝1時間前には、ブルーライトを出すデバイスの使用は「自粛」しましょう。
【番外編】 ビジネスホテルで注意すること
このコロナ騒動のなか、
仕事はテレワークなど自宅でされている人が多いと思いますが、
なかには、職場近くのビジネスホテルに滞在しているサラリーマンの方も
いるかもしれません。
これは、内容的には、①の「近い距離で長時間、映像を観ない」ことに当たりますが、
ビジネスホテル滞在時の注意点です。
ビジネスホテルには、
照明の付いた長めの机があって、その上にテレビが置かれていることが多いです。
しかも今の時代ですから
狭いシングルルームでも結構大きな画面の薄型テレビが置かれています。
その机でパソコン出して仕事したり、ネットサーフィンしたりすることがあると思いますが、
このホテル住まいで食事をするにも、今は新型コロナの影響で近くのレストランに行ったり
することもせず、スーパーでお弁当を買って部屋に持ち帰って机の上で食べるということが
あるかと思います。
出典元:https://travel.rakuten.co.jp/
このとき、テレビをつけながらお弁当食べたりすると、テレビとの距離は近すぎます!
私も経験ありますが、このような場合は目に負担がかかっていることがハッキリわかります。ただでさえ、大画面テレビは、昔のブラウン管テレビとは違って、ある程度距離を置いても
大画面であるが故に、近くで観ているような感覚になります。
ちょっと食事している間だけだから大丈夫!ではなく、
ビジネスホテルの部屋での食事は、別に椅子やテーブルがあればいいですが、ない場合は
お弁当は手に持ってベッドに座って食べるなど、狭い空間、テレビとの距離を置くように
してください。
まとめ
いかがでしたか。
近くで観るな! 周りを明るくしろ!
そんなことわかっているよ!という方いるでしょうけど、なかなかできていないものです。
今、人と人との間に一定の距離を持ちましょう!と言われていますが、
テレビやスマホ画面との距離も保つようにしましょう。
あなたの大切な目を守るために。