腹回りが気になる方、必見!新型コロナと肥満の関係とステイホーム食事法

新型コロナウィルスは、相撲協会にも大きな打撃を与えています。
今年の三月場所が史上初の無観客場所となったことは記憶に新しいところです。
そして、五月場所は、「初日」開催日を2週間遅くすることが早々と発表されて
いましたが、全国への緊急事態宣言発令もあり、結局、五月場所は中止に。
さらに追い打ちをかけるように悲しい出来事が・・・。
初めて力士が新型コロナの犠牲となりました。

次々と人の命を奪っていく新型コロナウィルス。
脂肪分の多い肥満体との関係はどうなのでしょうか? 調べてみました。

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腹回りが気になる方、必見!
新型コロナと肥満の関係

新型コロナウィルスによって命を落とした力士は、勝武士関。
番付は三段目で上を目指し活躍していた高田川部屋の28歳。
20代での新型コロナ犠牲者は、初めてです。
高田川部屋というと親方の元関脇・安芸乃島も新型コロナ「陽性」となっています。

出典元:https://headlines.yahoo.co.jp/

この世界中に溢れている新型コロナウィルスの情報を見ていると
どうも肥満体の人間は、感染したら重症化しやすいと言われているようです。

これは、中国、温州医科大学の教授らによる報告ですが、
代謝性疾患に関連する脂肪肝を持っている患者のうち、BMI (*) = 25以上の肥満者は、
BMI 25未満の普通体重の人と比べて、重症化の危険度が6倍も高いことが示されている
そうです。
しかし、直接「肥満体」が新型コロナ重症化の要因となっているのではないようで、
肥満者が多く持っている「糖尿病」や「高血圧」など、合併して発症している
生活習慣病によって、結果的に心臓病になりやすく、抵抗力も弱まるため、
新型コロナに感染しやすく重症化につながると考えられています。

感染者、死亡者が最も多い国アメリカ、ニューヨーク市で診断された393人の
患者のうち、35.8%に BMI が30以上というデータがあがっており、さらには、
人工呼吸管理が必要となった患者のうち、43.4%が肥満であったということです。
(4月18日 時点)

(*) BMI(Body mass index)
あぁ身長の二乗に対する体重の比で体格を表す指数。BMI=体重kg/(身長m)2乗
ああBMI 25 以上を肥満と判定しています。

腹回りが気になる方、必見!
気をつけたいステイホーム食事法

肥満の方が新型コロナウィルスから身を守るためには、
まず、運動不足にならないようカラダを動かして脂肪を燃焼させる必要が
ありますが、食事のとり方にも注意が必要です。
その食事について、気をつけたい点をご紹介します。

出典元:http://www.rockfield.co.jp/

🍽 間食をしない

今は、毎日が「ステイホーム」週間。
朝・昼・晩、しっかり一日3食摂ることはもちろんですが、
家にいる時間が長いので、どうしても菓子類などがあるとつまんでしまいがちです。
間食をすると血糖値の高い状態が続きます。
すると、血液の中の糖をエネルギーに変えて血糖値を下げるホルモンであるインスリンを
分泌する膵臓に大きな負担がかかることとなり、その状態のままで次の食事をすると、
食後高血糖の原因になってしまいます。
そのようなことにならないよう血糖値を上手くコントロールするには、間食はできるだけ
しないことです。
とくにケーキ類などの甘いものや清涼飲料水などは、血糖値を急上昇させるので控えめに。
間食ではなく、食後のデザートとして楽しむようにすると良いでしょう。

🍽 野菜を多めに摂る

食事のメニューには、
血糖値を上げやすい食材(脂肪分の多い肉類、ご飯、パンなど)と
血糖値を上げにくくする食材(野菜、キノコ類、豆類、海藻類など)があります。
野菜などから食べ始めると、血糖値の上昇が緩やかになります。

バター、マーガリンやドレッシング、揚げものや油炒めなどは、
カロリーが高めなので、摂り過ぎに注意したいところです。

また、緊急事態が解除された地域の方で久しぶりに家族で外食をするというときは、
できれば和風の定食をとるようにすると良いと思います。

🍽 ゆっくりよく噛んで食べる

よく噛むことで唾液がたくさん分泌されます。
唾液と混ざり柔らかくなったご飯が胃の中を通過することで消化を助け、
胃腸そのものの働きが活発になります。

「咀嚼(そしゃく)ダイエット」という言葉、聞いたことあるかもしれません。
これは、しっかり噛んで食べるだけで痩せる効果があるという有名なダイエット法です。
よく噛むという行為そのものがカロリーを消費し、脂肪の燃焼を助ける効果があります。

🍽 食べ過ぎない

食べ過ぎは、体内に余分なブドウ糖を作ってしまい、糖尿病を発症させる最大の原因と
なります。
とくに脂肪分の多い肉類は食べ過ぎるとカロリーの取り過ぎに繋がりやすいので、
毎日続けて摂ることはせず、食べるときは量を少し控えるようにしてください。
また、早食いも食べ過ぎの元です。
早く早く食べようとすると自然と食べ過ぎになってしまい、急激な血糖値の上昇を招き、
肥満体に近づいてしまいます。

ゆっくり時間をかけてよく噛んで、腹八分目を目安にして食事するようにしましょう。

🍽 アルコール摂り過ぎも注意

アルコールには一時的にはインスリンの働きを改善する効果がありますが、
長期間飲んでいると逆にインスリンの分泌量が低下することがわかっています。
今は、外に出て仲間と飲む時間はほとんどないと思いますが、
家だからと、飲み過ぎることのないように。
アルコール摂取量はほどほどにしましょう。
アルコールの慢性的な摂り過ぎは、糖尿病の発症リスクを高めることとなり、
新型コロナを引き寄せやすくしてしまうんだと思ってほしいと思います。

まとめ

いかがでしたか。

食事に関しては、急がず、ゆっくり、よく噛んで・・・そんなことわかっているよ!
とお思いでしょうが、毎日続けられていますか?

まだまだ向こう一年は続く言われる新型コロナウィルス予防。
ステイホーム!
家での毎日の食事面もしっかり新型コロナ対策のひとつと意識して、
新型コロナに強いカラダを作っていきましょう!

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