不二家の取締役・酒井美紀はこうして誕生した!その不二家ミルキー最初は別名だった!

老舗・洋菓子メーカー「不二家」が、取締役に女優の酒井美紀さんを就任させると
2021年2月10日、報道されました。
不二家と言うと、マスコットキャラクター「ペコちゃん」で知られ、
子供から大人まで幅広い層に愛されている洋菓子ブランドです。
洋菓子販売だけでなく、レストランも全国に展開しています。

そんな老舗・洋菓子店の取締役にナゼ女優の酒井美紀さんが?って
誰もが思ったことでしょう。
芸能タレントが企業の商品のCMに起用されることはよくあることですが、
その会社の役員になるなんて、もしかして初めて?

今回は、何故、酒井美紀さんが不二家の役員になったのか・・・
調べてみました。

そこには意外なやりとりが!

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不二家の取締役・酒井美紀はこうして誕生した!

出典元:https://tanosiiseikatu.com/

酒井美紀さんが就くポジションは、社外取締役
正式に就任するのは、3月24日と言われています。

まず、そんな酒井美紀さんのプロフィールは? コチラです。

【名前】   酒井 美紀(さかい みき)
【生年月日】 1978年2月21日
【出身地】  静岡県静岡市
【身長】   156㎝
【血液型】  AB型
【所属】   mua production

酒井さんの芸能活動開始は、1991年。
同年4月より、『JanJanサタデー』にマスコットガール兼アシスタントとして出演。
また、歌手としても、1993年4月21日、シングル「永遠に好きと言えない」で
デビューしています。
女優としては、1995年『東京的聖誕祭』が記念すべき初陣作。
同年の映画『ひめゆりの塔』『Love Letter』では、
翌1996年の第19回日本アカデミー賞で新人賞を受賞しています。

以降、様々な映画に出演し、日本アカデミー賞の優秀助演女優賞や
日刊スポーツ映画大賞での新人賞を獲得するなど女優としての輝きを
放ち続けてきました。

しかし、酒井さんの目は、舞台や撮影だけでなく、世界に暮らす貧しい子供たちにも
向けられ、2007年から、途上国の子供たちを支援する「国際NGO・特定非営利活動法人
ワールド・ビジョン・ジャパン」の親善大使を務めるようになりました。

出典元:http://sunbeach.jp/fujiya/index.html

そんな酒井美紀さん
今回は、不二家の取締役という重要なポストについたわけですが、
その前には、2020年に不二家のペコちゃん70周年アンバサダーを務めています

その酒井さんと不二家の関係、
それは、やはり酒井さんが昔から不二家が好きだったこと。
不二家マニアだったそうです。

酒井さんが高校3年生のとき、
この時すでに芸能界デビューしている酒井さんは、
大好きな不二家を訪問して、「私をイメージガールとして使ってください!」
自らを売り込んだそうです。
これが酒井さんと不二家の出会いだと
2007年から不二家の代表取締役会長に就任している山田憲典氏の話です。

酒井さんが、
不二家のペコちゃん70周年アンバサダーに任命されたのが、
2020年ですから、高校時代の売り込みからはだいぶ年月が経っていますね。
それまではどうだったのか・・・
その間は何もなかったのか・・・
その辺は明らかになっていませんが、
この酒井さんのアグレッシブな行動が不二家の中では忘れ去られていなかった
ということでしょう。

しかし、アンバサダーから翌年に取締役になるとは、
アンバサダーとしてのイメージがよっぽど良かったのでしょうね。

子供の頃から大好きだった不二家。
まさしく「不二家・愛」です。

取締役といったら、
会社の経営に直接携わる仕事をするわけですから
これからもっとお客の声を取り入れた商品を、
舌だけでなく、目でも楽しめるお菓子、ケーキを開発してほしいですし、
店舗も増やして、不二家をさらに魅力的なお店に成長させていってほしいと思います。

不二家ミルキー、最初は別名だった!

出典元:https://store.shopping.yahoo.co.jp/

”ミルキーは、ママの味”

ペロッと舌を出した可愛いペコちゃんを見ると、このキャッチフレーズが出てきますね。

その長く愛され続けているミルキー、
いつ頃、発売されたか知ってますか?
1951年(昭和26年)です。もう半世紀以上前なんですね。

ミルキーの歴史は、
初代社長だった藤井林右衛門氏が持つ大いなる夢からスタート。
戦災で焼け残ったボイラーたった一基を手掛かりに、
藤井氏は、戦後いち早く沼津工場を再建し、そこで水アメと練乳の製造を開始したのが
はじまりだといいます。

藤井氏の思いは、
新製品は、母親の愛情を表すようなやわらかい味、母乳のなつかしさを感じさせるような
お菓子でなければならない

製造の着手から丸2年もの間、
試行錯誤を繰り返し、何十、何百という試作品が作られ、検討されたと言われます。
そして、ようやく完成したのは、練乳を50%近く使い、思い切ってまろやかな味を実現
市民に愛される菓子・ミルキーが誕生したということです。

そのミルキーという商品名ですが、
実は、初めから「ミルキー」ではなかったとのこと。
開発段階では、「ジョッキー」と名付ける予定だったそうです
(理由は明らかになっていません。)
しかし、製作において「牛乳そのままの味を生かした」というイメージから
「ミルキー」という名で発売されたということです

「ミルキー」のほうが、
たしかに甘く優しい響きで、子供にも親しまれる感じがするし、
変えて良かったと私は思います。

それにしても
そのミルキーの製造のキッカケが、
戦災で焼け残った、たった一基のボイラーを頼りに・・・とは意外ですね。

まとめ

いかがでしたか。

酒井美紀さんが不二家の社外取締役に就任。
歌手、女優に加えて、新たな肩書きがついたことで人間としての幅も広がりましたね。

不二家は私も好きなお店です。
隣町にレストランもあってよく行ってました。

酒井美紀さん、不二家の役員としても今後活躍されることを願っています。

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