坂本冬美の話題曲ブッダ誕生秘話!曲提供者・桑田佳祐は坂本のイメチェン図った?

坂本冬美の新曲「ブッダのように私は死んだ」が話題です。
この曲は作詞・作曲が、なんとサザンの桑田佳祐さん
タイトルから奇抜だし、なにしろ曲提供者が桑田さんということで、
その反響はハンパではないようです。

では、この話題曲はどうやって誕生したのか?
そこには坂本さんの桑田さんへの熱き思いが・・・

今回は坂本さんの「ブッダのように私は死んだ」について書いてみます。

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坂本冬美の話題曲ブッダ誕生秘話とは?

2020年に発表された坂本冬美さんの新曲「ブッダのように私は死んだ」
そのミュージック・ビデオの YouTube再生回数が150万回を超えたといいます。
この再生回数は、異例のペース。

そのミュージック・ビデオはこちらです。

坂本冬美 – 「ブッダのように私は死んだ」Music Video

なんかドキッとするようなシーンが入っていて
「え!?坂本さんが?」とちょっとビックリする映像でした。

そんな坂本冬美さんのプロフィールはというと・・・

【名前】   坂本 冬美 (本名同じ)
【生年月日】 1967年3月30日
【出身地】  和歌山県西牟婁郡上富田町
【血液型】  O型
【家族構成】 母、姉、弟(父は故人)

坂本さんは、3月30日生まれ。
早生まれも早生まれ。同級生の中では一番若い。
そんな春先に生まれたというのに名前が「冬美」とは、
これは、冬美さんが生まれたときの肌の色が冬の雪のように真っ白だったことから
叔父さんが名付けたとか。
きっと、冬美さんが生まれる前の冬の季節に雪がたくさん降ったのでしょう。

坂本さんは、19歳のときに
地元・和歌山で行なわれた歌謡大会や関西演歌大賞カラオケコンクールで優勝。
そこを猪俣公章氏に目をつけられ、1987年にデビューします。
しかし、1997年に最愛の父を交通事故で亡くしたことによるショックから
長期に渡って体調を崩し、それでも過密スケジュールをこなしていましたが、
2002年に歌手活動を休止。
しかし、
歌うことに自信を失いかけていた坂本さんは、
日本演歌界の大先輩・二葉百合子さんからかけられた言葉、
「ぶつかった壁に気づいたということは、あなたが成長している証拠だよ」
この助言がチカラとなって、1年後の2003年に歌手活動を再開します。

https://www.bs4.jp/premium/archive/

その後は、
「あばれ太鼓」や「夜桜お七」、「また君に恋してる」など数々のヒット曲を世に輩出。
そして、
今回の「ブッダのように私は死んだ」
曲の提供者は、あのサザンオールスターズの桑田佳祐さんです

自ら作って歌う曲、必ず話題を振りまいてヒットさせてしまう桑田さんが
作詞・作曲したということで、この坂本さんの新曲も話題騒然です。

そんな話題曲「ブッダのように私は死んだ」
とにかく、曲のタイトルがハッとさせる異色の匂いを醸し出していますよね。

では、この曲、どうやって誕生したのか?
それは、坂本さんのアグレッシブな行動が実を結んだ格好です。

実は、坂本さんは、桑田さんの大ファン
サザンオールスターズが1978年にデビューし、歌謡界を突っ走っていたとき、
坂本さんは中学生でした。
このときからファンだったようですが、その後、坂本さんも歌謡界に入ったので
桑田さんとはよく仕事で一緒になっているのでは・・・と思いきや、
意外や意外、
坂本さんが桑田さんと初めて会ったのは、2018年の紅白歌合戦だったそうです

本番に向けてのリハーサルを行なっているときに、
桑田さんを見つけた坂本さんは、桑田さんのところまで走っていき、
「ファンです!握手してください!」と。
そして、
憧れのサザン桑田さんのリハーサルと本番でのパフォーマンスを間近で見て感動!
そのとき、自分の曲を書いてもらいたい!という思いを強くし、
桑田さん宛てに
手紙を書いたとのこと
まさに坂本さんにしたら、憧れの人へのラブレター。
そしたら、数か月後、
指定されたスタジオに坂本さんが行くと、
もうそこには坂本さんのための新曲が出来上がっていたといいます。

坂本冬美の話題曲ブッダ、
曲提供者・桑田佳祐は坂本のイメチェン図った?

桑田佳祐さんが坂本冬美さんのために手掛けた曲
「ブッダのように私は死んだ」

レコーディングの時には、桑田さんも一緒だったそうです。
そして、桑田さんがギターを弾きながら、
「ここのフレーズはこんな感じで歌ってもらえますか?」と
アドバイスくれたといいます。
もう天にも昇る思いで、坂本さんは周りのスタッフに「これ、夢じゃないよね?」
仕事帰りには、スタッフを連れて焼き鳥屋に行って、
そこでも「これ、本当だよね? 夢じゃないよね?」と。
自分の願いが叶った喜びを嚙みしめたそうです。

https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/enka/

2020年の紅白では、この曲を選曲。
この曲を歌うときの坂本さんは、ロングドレスを着用していました

坂本さんは演歌歌手。
演歌歌手というと、衣装は着物が多いですよね。
でも、ブッダの坂本さんは和服ではなくドレス。
髪もアップせず、ロングヘアで。
さらに肌をあらわにするようなモーションまで魅せてくれ、
そこには、
ひと味違った坂本冬美がNHKホールのステージに立っていました。

イメージチェンジって結構なインパクトがあります。
きっと、桑田さんはそんなことを思って曲を作ったのかもしれませんね。

まとめ

今回は、坂本冬美さんの話題曲、
「ブッダのように私は死んだ」について書いてみましたが、いかがでしたか。

しかし、インパクトのあるタイトルですよね。
歌い出しも『目を覚ませば、そこは土の中・・・』と
主人公が今もうこの世にいない設定となっている曲なので、最初は難しさを
感じたようですが、見事にその雰囲気を出して坂本さんは歌い上げています。
その表現をする坂本さんもスゴイですが、
そんな曲を作り上げる桑田さんのセンスには感服するしかありません。

作り手と歌い手、
素晴らしい歌は、この両輪が回ってこそ生まれるんですね。

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