静岡県の沼津に珍しいプリンがあります。
場所は、沼津漁港。
そのプリンの名は「深海プリン」
沼津漁港の商店街には、多くのお店が軒を連ねていますが、
深海プリンのお店は、そのなかにあります。
ん?「深海」って何で深海? どんなプリンなの?
それは、青い海の底に黄色いプリンが沈んだ格好のユニークなプリン。
あ、そう・・・
でも、黄色はプリンだってわかっても、青い海ってナニ?
その海の正体は・・・あぁ、なるほど!
目次
沼津の深海プリンはウクライナ・カラーのスイーツ!
出典元:https://numazukanko.jp/
静岡県沼津市にある沼津漁港。
毎朝、水揚げされた新鮮な魚介類を使った海鮮料理の食事処が多く立ち並び、
伊豆のグルメを満喫できる食のスポットです。
週末になると、商店街のストリートに沿って設けられたパーキングスペースは、
お昼までにはいっぱいになってしまいます。
沼津港は、駿河湾のすぐ近くにあるため、深海魚が結構獲れることでも知られており、
深海魚専門の水族館も商店街のなかにあります。
もちろん、食事処では深海魚をさばいた料理を出しているお店もあります。
沼津港でしか食べられない料理です。
海鮮バーベキューのお店もあり、また干物を中心とした沼津名産のお土産も豊富で、
多くの観光客で賑わっています。
食以外でも日本最大級の大型展望水門「びゅうお」や活気のあるセリの見学ができる
「沼津魚市場 INO(イーノ)」など観光スポットがあります。
出典元:http://numazu-pudding.com/
そんな沼津港のなかに
深海プリンのお店はあります。
お店の名前は「沼津 深海プリン工房」
漁港のメインストリートに面した場所に位置しているので、結構、目立ちます。
そこで販売されている「深海プリン」
真っ青な海の底に黄色いプリンが沈んでいるプリンです。
下が黄色で、上が青
というと、深海プリンは
そうです、まさにウクライナ・カラーのプリンといえますね。
今、ロシアがウクライナに軍事侵攻しているこの危機的状況のなか、
お店の人は心に期するものがあるのではないでしょうか。
そんな深海プリン、いただきました。
青は何だ?
う~ん、なるほど・・・
面白い味でした。
黄色はプリン、青い海の正体は何?
ウクライナ・カラーの深海プリン。
ウクライナ国旗の意味は、
青が空を、黄色は大地を染める小麦と農業を表しているそうですが、
深海プリンでは、
黄色はプリン、青い海は、 ラムネのジュレ です。
深海プリンを買うと、
柄が長めのプラスチック・スプーンをつけてくれます。
お店の前には、ベンチも置かれており、
買ってすぐ味わうこともできます。
食べてみると、
ラムネの爽やかな風味とその下にあるプリンの甘さが
口のなかでいいハーモニーを奏でてくれます。
思わず笑顔になる味です。
この沈んだプリンはちょっとした硬さがありますから
その上に乗せたジュレはとても柔らかいので、黄色と青の境目が崩れたりせず、
きれいにタテに並んでいます。
上手いこと考えましたね。
素晴らしい発想だと思いました。
ということで、
青い深海の正体は、ラムネでした。
食べていると、子供のころ、飲み口を塞ぐように付けられていたビー玉を
キャップでポーン!と押して開けて飲んだ瓶のラムネを思い出しました。
あ、そんな瓶のラムネって言っても
見たことないという人いるかもしれませんね。
昔はこのようなラムネがあったんですよ。
出典元:https://doggy-way.com/snack/ramune/
まとめ
沼津漁港の深海プリン、いかがでしたか。
沼津港には、海の幸を存分に味わえる多くの食事処がありますし、
地元の特産品が所狭しと並ぶマーケットモール「沼津みなと新鮮館」もあります。
港の潮風を浴びながら、ランチタイムに魚介料理を堪能して、
そのあと、デザートに深海プリンをいただくといいかもしれませんね。