NHKドラマ、路 ~台湾エクスプレス~
台湾新幹線プロジェクトの軌跡とともに日本人と台湾人の温かい心の絆を描いた
NHKと台湾・公共放送局との共同制作で作り上げられたドラマです。
この作品は、2020年5月に土曜ドラマとして放送されましたが、
特別編集版として、2022年1月~2月にNHK BSプレミアムで放送されています。
見どころは、主人公の波瑠さんと台湾人男性とのあたたかい心の交流ですが、
その彼らの心の交流のトリガーとなったのは、
台湾高速鉄道の車両システムの優先交渉権を日本の新幹線が獲得したことにより
波瑠さんがプロジェクトの一員として台湾に渡ったこと。
その後、日本の新幹線をモチーフとした台湾新幹線が導入されることになります。
その台湾新幹線。
私、実際に乗ってきました。
そのときの雰囲気、状況、感想をここでご紹介したいと思います。
目次
波瑠主演NHKドラマ「路」台湾エクスプレスの見どころ
出典元:https://www.nhk.or.jp/drama/dodra/ruu/
NHKドラマ、路 ~台湾エクスプレス~
台湾新幹線プロジェクトの軌跡を縦糸に、日本人と台湾人のあたたかな心の絆を描いた
吉田修一氏の傑作小説「路(ルウ)」をNHKと台湾の公共放送局・PTSの共同制作で
ドラマ化したものです。
出典元:https://www.nhk.or.jp/drama/dodra/ruu/
ドラマは、
台湾高速鉄道の車両システムの優先交渉権を日本の新幹線が獲得したことにより、
主人公の波瑠さんがプロジェクト要員として台湾に駐在することになります。
目玉は、波瑠さんと台湾人男性との人間模様。
(波瑠さん演じる)春香は、学生時代に観光で訪れた台湾で出会った一人の台湾人青年
(アーロン(炎亞綸)さん演じる)エリックと8年ぶりに再会します。
れっきとした婚約者がいる春香は、思いを寄せられるエリックへの思いを断ち切れず、
2人の男性の間で激しく心が揺れ動くというドキドキ、ハラハラするストーリーです。
出典元:https://www.nhk.or.jp/drama/dodra/ruu/
今回、アジアの俳優さんが出ているこのドラマを見たとき、
もう何年前になりますか・・・「冬のソナタ」を思い出しました。
この冬ソナが起爆剤となって、その後、日本でも韓国ドラマが
たくさん放送されるようになりましたね。
今回、「路~台湾エクスプレス~」を見たことで、
これまで知らなかった台湾の俳優さんを知ることができました。
その俳優さんたち、日本語も話せるんですね。
冬ソナでは、ぺ・ヨンジュンやチェ・ジウの声は吹き替えで行なわれていましたが、
「路」の俳優さん(女優さん)たちは、もちろんネイティブではありませんが、
ゆっくりとした口調で自身で日本語のセリフを発していました。
今回の「路~台湾エクスプレス~」は、
2020年5月放送の特別編集版、プレミアムバージョンとなって2022年に放送されましたが
放送回数は4回。
もう少し長くして制作してほしかったなと思いますし、
今後、続編が作られると嬉しいなぁと思いました。
台湾ドラマ、これから日本の電波にたくさん乗ってほしいと思います。
台湾新幹線に乗ってきました!
その日本の新幹線をモチーフにした台湾新幹線
私、乗ってきました!
乗った時期は、2008年5月。
仕事ではなく観光で行ってきました。
台湾新幹線の開業は、2007年1月。
台湾では、横文字では HSR (High Speed Rail)と呼ばれています。
結ぶ区間は、台北市と南部の高雄市まで。
私は、台北~高雄、台湾を縦断する格好で乗りましたが、
乗車時間は約90分です。
そのHSR・台湾新幹線
外観は、オレンジ色の基調とした斬新なデザイン。
しかし、乗り込んでみると、車内のデザインは、日本の新幹線と一緒でした。
座席シートの生地、色、模様
さらに、座席・背もたれの上部(通路側)にある突起物。
通路を歩くときや揺れが生じた時、とっさにつかまることができるように
取り付けられている、こぶのような突起物まで同じでした。
また、乗っている感じですが、振動も日本の新幹線と同様ほとんどなく、音も静か。
快適でした。
今は気軽に海外に行ける状況ではありませんが、
台湾に行ったときは、ぜひ、台湾新幹線(HSR)乗ってみてください。
まとめ
いかがでしたか。
日本の高い鉄道技術が海外に導入・採用されたことは、とても嬉しいことですね。
台湾新幹線、北から南までわずか90分で結んでいますから、日帰り旅でも
十分楽しめると思います。
私は、新型コロナが収束して、また海外に安心して行けるようになったら、
今度は台湾の中部・台中市にHSRで行ってみたいと思います。