お店のテーブルに仕切り板!コロナ前から設置している有名ラーメン店を知ってるか!

新型コロナウィルスの蔓延に対する国民ひとり一人の予防パワーが
徐々に効いてきているのか、日々の感染者数も東京、大阪で一桁になるなど
減ってきており、飲食店も一部制限が緩和された地域では店を再開するところも
出てきました。
しかし、お店側は当然、新型コロナ対策は打たなければならず、カウンターや
テーブルにはアクリル製の仕切り板などを設置するなど、これまで見られなかった
風景の店内となっています。
しかし、この店内でお客ひとり一人を仕切る板を以前から導入しているラーメン店が
あるのですがご存知でしょうか?
今回は、そのラーメン店となぜオープン当初から仕切り板を設置したのか・・・
書いてみたいと思います。

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お店のテーブルに仕切り板!
再オープンも様変わりする店内の風景

毎日叫ばれる新型コロナウィルス対策、

国からはステイホーム!外に出ても3密ソーシャル・ディスタンスの厳守。
人と人との間は2メートル空けるように!と言われています。
生活必需品を求めに街の食品スーパーやホームセンターなどに行っても
レジに人が並ぶ床の上には立つ位置を指定するラベルが一定間隔を置いて貼られているし
レジカウンターには飛沫防止のビニールシートが掛けられています。

また、仕事はというと、自宅からのテレワークで行なっている人が多いですが、
テレワークできない業種の会社では、オフィスのデスクにアクリル製の仕切り板が
ひとり一人を区切る形で置かれています。

すべては新型コロナウィルスは「口から入る」ということで取られている対策です。

その新型コロナの感染者数も(5月18日 現在)累計で16,000人を超えていますが、
ここのところ東京、大阪で一日の感染者数が一桁になるなど減少してきています。
そのようなことから制限も緩和傾向が見られてきていることから、一部の地域では
街の飲食店が待望の再オープン!

出典元:https://item.rakuten.co.jp/

しかし、お店のカウンターやテーブルには透明のアクリル板を設置。
お客ひとり一人を仕切る格好で席が作られています。

今は、とにかくおしゃべりをあまりしないで、食事に集中してほしい!
お客を呼んでも飛沫で感染者を出してはならないというお店側の計らいです。
なかには、マスクに加えてフェイスガードをつけている店員もいます。

その「おしゃべりしないで食事に集中してほしい!」

実は、この概念、スタイルをお店のオープン当初から実践しているラーメン店があります。
そのラーメン店とは・・・

お店のテーブルに仕切り板!
コロナ前から設置している有名ラーメン店を知ってるか!

「おしゃべりしないでラーメンを食べることだけに集中しろ!」

そう謳っているラーメン店は、「一蘭」
福岡を本社に全国にチェーン店をもつ天然とんこつラーメンの専門店です。

「一蘭」は、長いカウンター席が何列かある店内で、
こちらのように、まるで投票所のよう。
以下の画像は、私が行った東京・六本木店ですが、
ひとり一人の席に木でできた仕切り板が立てられています。

   

出典元:https://ichiran.com/shop/tokyo/

とにかく、友達と一緒に来ても話をするな!
目の前に出されたラーメンだけを見て、ラーメンを食べることだけに集中しろ!
というわけです。

席につくと、目の前には暖簾が掛けられており、なかの厨房を見ることはもちろん、
暖簾を開けてラーメンを出してくれる店員の顔も見ることができません。

なぜ、お店のオープン当初からこのような席にしたのか・・・

それは、女性からの要望がキッカケだったそうです。

「1人ではラーメン屋さんに入りづらい」
「替え玉を頼むところを見られたくない」
というような声があがったということで、それを何とかカタチにできないかと
考えに考えた結果、周囲の目を気にすることなく味に集中できるようにする必要がある
ということで、板で仕切る壁を設けたんだそうです。

それにより、女性客が増えたといいます。
お客の女性比率は、一般的なラーメン店だと15%程度だそうですが、
「一蘭」では40%以上。

女性の気持ち、わかりますね。
お店に入ってテーブル席での相席を頼まれるとあまり落ち着いた気分にならないし、
カウンターに1人で座っても周りからの視線が気になったり・・・。

でも、このような形だと1人でも入りやすい。
ジロジロ見られないことで結構、著名人も来店しているようです。

「一蘭」ラーメンは、オーダー前、テーブルに置かれたアンケート用紙に
「味の濃さ」「麺のかたさ」「こってり度」
「ニンニクの量」「白ネギ or 青ネギ」「チャーシュー有無」を記入し、
自分で味をカスタマイズすることができます。

出てきたラーメンを食すと、
通常のとんこつ味にパンチが効いた感じでしたが、
それは、中央に浮かんでいる「赤」、一蘭オリジナル秘伝のタレです。
唐辛子を基本に30種類以上の材料をブレンドし、何日も寝かせたものだそう。
唐辛子をベースにしたタレですが、ただ辛いだけというわけではなく、
さまざまな旨みが口の中に広がる感じで、その辛さはお店を出てもしばらく
口の中から消えることがありませんでした。

替え玉も注文できます。
替え玉用プレートをテーブルの指定場所に置くと、チャルメラのメロディー♪が
店内に響いて、替え玉が目の前の暖簾が開いて出てきます。

今回、新型コロナの影響を受けて、外食する場合は、
「料理は大皿を避けて個々に」
「対面ではなく、なるべく横並びで座る」
「食事中のおしゃべりは控えめに!」

このようなスタイルをとるように言われていますが、
ラーメン「一蘭」は、その先駆者的なお店になった格好です。

とんこつラーメン「一蘭」、あなたの街にもあるかも。
店舗は、コチラ からご確認ください。

まとめ

これから各地域で少しずつシャッターを閉めていた飲食店が再びシャッターを開ける日が
来ると思いますが、このようなテーブルに仕切り板を設置するお店が増えてくるでしょう。

とにかく今は我慢のとき。
アクリル板が目の前にある場合は鬱陶しさを感じるかもしれませんが、
おしゃべりは控えめにして食事を楽しみましょう。

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